カーソル操作 (Cursol Measurement)

| カーソル測定 | ハーモニックス表示 | データのコピー機能 |

カーソル測定：

カーソル測定とは、マウスカーソルによりデータを数値化して観察する機能です。

• 絶対値測定：
  View上でマウス左ボタンをクリックするとカーソルが現れ、X軸、Y軸のデータをカーソルボックスに表示します。値はX軸、Y軸スケールの絶対値です。

図1

• 相対値測定：
  (LAB/PRO) View上で<Ctrl>キーを押しながらマウス左ボタンをクリックするとカーソルが現れます。 (PLUS)View上でマウス右ボタンをクリックするとカーソルが現れます。カーソルは相対ゼロ位置を明示します（図２）。

図2

マウスボタンを押したままドラッグするとゼロ位置に対する相対値を観察することができます（図３）。RT60（残響）解析などに便利です。

図3

ハーモニックス表示：

カーソルを基本波周波数位置にセットし<Shift>キーを押しながらマウス左ボタンを押すと、高調波位置を示すラインが表示されます。

データのコピー機能： (Copy Measurement Cursors to Clipbord)

対象モデル（PRO/LAB）

これは「カーソル表示」しているデータ数値（テキスト）をクリップボードにコピーする操作です。任意のポジションのデータを手書きメモすることなくコピーし、そして目的のアプリケーションに貼り付けることができます。誤記や筆記の煩雑さが避けられますので活用すべき機能です。

操作

1. View画面上の任意のポジションでマウス左ボタンをクリックするとカーソルが現れ、そのポジションのデータを数値で表示させることができます。図は「Time Series」Viewです。
   
   
   
   

2. 左ボタンを押したまま、マウス右ボタンをクリックすると「Copy Measurement Cursors to Clipbord」ボタンが現れます。
3. このボタンをクリックするとカーソルポジションのデータが数値でクリップボードにコピーされます。コピーせずにこのモードをキャンセルするには他の場所をクリックするか何かキーを押します。
4. データを貼り付けるアプリケーションに移動し編集操作をすると数値データが貼り付けられます。

図は「メモ帳」に貼り付けた状態です。データフォームはViewにより異なります。

| ST-Top Page |