オーバーレイ/メモリー機能


スペクトラム・ビューウィンドウに提供されるオーバーレイ(PLUS,PRO,LABモデル)/メモリー(RTAモデル)は、データの重ね書き表示を可能にし、データ間の比較を容易にする機能です。


 

オーバーレイ・Overlays(PLUS,PRO,LABモデル)

操作はウィンドウ右上のボタンとチェッククボックスで行います。各チャンネル毎に4つのオーバーレイメモリーを用意しています。 Options」ボタンをクリックすると、「Overlay Management」ダイアログが現れ、オーバーレイデータの保存、読み出し機能にアクセスできます。「Legend dispaly size」はオーバーレイラベル用文字長設定値です。

手順


 

メモリー・Memories(RTAモデル)

  4つのメモリと1つのコンポジットメモリが用意されています。メモリのデータはディスクにセーブ、またロードすることができます。

メモリのオン、オフは「Set」ボタンと「On」マーカーボックスで行います。ボタンを押すと表示されているグラフデータがメモリにコピーされます。マーカーボックスをクリックするとメモリデータの表示をオン、オフすることができます。

Composite Memory

上図の「Memories」で、「CCompositeボタンをクリックすると、メモリデータを演算処理することができる「Composite Memory Setup」ダイアログボックスが現れます。コンポジットメモリのデータは常にアップデートします。つまり、指定したメモリのデータが変化すればコンポジットのデータに反映します。コンポジットメモリデータにはオフセットをかけることができます。またメモリオプションを使えばディスクにセーブ、あるいはロードすることもできます。

 
  • Average: 選択したメモリのデータ をアベレージングして表示します。2つ以上のメモリをマークして下さい。
  • Subtract: メモリ間の差分値を表示します。右側で指定したメモリ値から左側で指定したメモリ値を引き算します。

Memory Options

Memories」で、「Options..」ボタンを押すとメモリデータをコントロールするための「Memory Options」ダイアログボックスが現れます。このダイアログは<Options>-<Memories..>メニューからでもアクセスできます。


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