トランスファー特性測定（伝達関数）
Transfer Function

トランスファー特性は、概念図で示す通り「源信号」と「被測定機を介した信号」の差分値で求められます。

トランスファーファンクションでは、オーディオ機器のアンプリチュードと位相（フェーズ）の両特性をテストすることができます。

備考：　PRO/LABモデルではReal Transferの他に、Complex TransferやCross Spectrum/Coherence Functionを選択することができます。

SpectraSOFTの設定

操作手順

• 被測定機の入力にスィープジェネレータをつなぎます。
• 被測定機の出力をアナライザー（サウンドカード）の左ch入力につなぎます。
• 信号源出力をアナライザー（サウンドカード）の右ch入力につなぎます。
• (PRO/LAB) <Options>-<Settings>メニューから「Processing Settings」ダイアログボックスを開き、「Dual Channel Spectral Processing Option」から"Real Transfer Function(Right/Left)"を選択します。
  (PLUS) ディスプレイオプションアイコンをクリックして「Display Option」ダイアログボックスを開き、「Plot Option」から"Left minus Right"を選択します。
  (RTA) <Options>-<Settings>メニューから「Analyzer Settings」ダイアログボックスを開き、「Processing Mode」から"Room Response Mode: Left-Right"を選択します。
• アナライザーをランし、データラインの表示が安定するまで待ち、そしてストップします。

Spectrum View（上）、Phase View（下）

SpectraRTA Room Response Mode

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