FAQ: よくあるご質問と回答のページ


Q: ラップトップ/ノートブックパソコンで使えますか?

はい。 Windows対応サウンドカードをサポート(内蔵、外付け)している機種であれば基本的に問題なく使用可能です。


Q: Sound Blaster/互換のサウンドカードは使えますか?

はい。 Windows対応のカードはほぼ使えます。


Q: 信号(被測定信号)をどうアナライザーにつなぐのですか?

マイクやオーディオ機器の出力信号を、サウンドカードの信号入力端子(Mic/Line)につなぎます。多くのサウンドカードは1/8"ステレオミニジャック仕様ターミナルを装備していますので、接続ケーブルの片端を加工するかあるいは変換アダプターが必要かも知れません。


Q: 入力できる信号レベルの大きさは?

サウンドカードは通常のラインレベル(入力インピーダンス 10k ohms)規格に対応していますので「1Vp-p」を目安としてよいでしょう。アナライザーの入力レベル調整はWindowsのアクセサリで提供されている「ボリュームコントロール」のようなゲインコントロールソフトで行います。


Q: アクセレロメータからのデータを分析できますか?

はい。 アクセレロメータの出力は約10〜100mv/gですから、サウンドカードの対応入力レンジに入ります。アナライザーが持つアンプリチュード校正機能を使い、グラフアンプリチュード(Y)軸の表示単位をカスタマイズすることができます。


Q: どのようなマイクロフォンを使えばよいのでしょう?

本格的なアコースティック測定をする場合はやはり計測用途の標準マイクを使うべきでしょう。しかしこれは気軽に購入できる価格ではありません。もし測定確度をある程度妥協することができるのであれば、SpectraSOFTの持つマイクロフォン補償機能を使用することにより、汎用のマイク(ただし特性の明らかな)を使うことができます。


Q: レコーディング(録音)可能な時間はどのくらいですか?

ダイレクトレコーディング方式ですから録音時間長はハードディスクの空容量次第です(Windowsの制限により最大2GB)。また消費量は設定されているサンプリングレートやチャンネル数で変わります。例えば、サンプリングレートが44,100Hz、フォームが16-bit、チャンネルがStereoの条件で60秒間録音した場合のディスク消費容量は次の式で求められます。

   消費量 = 44,100 x 2 x 2 x 60 = 10,584,000 bytes

   これを11,025Hz、8-bit、Monoに変えると ...

   消費量 = 11025 x 60 = 661,5000 bytes

   になります。
   


Q: 測定データの確度は?

周波数確度はサウンドカードのサンプリングクロック精度を、アンプリチュード確度はやはり、サウンドカードの周波数特性を反映します。すなわち測定精度、確度は信号の入出力I/Fであるサウンドカードの性能に依存します。パソコン内蔵カードを使う場合はこの点に留意すべきでしょう(あまり配慮されていないものがあります)。もし高い精度を必要とする場合は、諸特性の明らかなカードを装着すべきです。ST社ではSpectraSOFT対応の各種デバイスを順次発売いたします。


Q: マクロ、表計算ソフトを利用してデータ処理は可能でしょうか?

Windowsが提供しているDDE(Dynamic Data Exchange)機能に対応していますので、アプリケーションソフト間のデータのやりとりがスムーズに行えます。また自動測定環境 への応用も容易です。マクロを利用することにより、自動制御ばかりでなくスプレッドシートなどへの自動貼り付けによる、データベースの構築、資料 の自動作成化も実現できます。


Q: 「Post Process」モードではスピーカーで音を再生できないのですか?

「Post Process」モードでは優先権をスペクトラアップデートに与えています。従って、<Run>ボタンで再生はいたしません。再生は「Recorder」モードを使うか、あるいは「Time Siries View」でタイムセグメントを設定後、スピーカアイコンをクリックして行います。


Q: シグナルジェネレータなどのオプションは後で追加購入可能ですか?

はい。機能を拡張するためのオプションモジュールはいつでもご購入いただけます。手続きは弊社または販売代理店にお問い合わせ下さい。


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